Popodelx's Blog

ドミニカ共和国の生活や野球について

日本人がなぜドミニカで指導?

僕は今、ドミニカ共和国でドミニカ人相手に

野球の指導をしています。

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野球の好きな方ならなんで野球の強い

ドミニカに日本人が来て教えてるの?

と感じる人もいると思います。

僕は以前も書いたかもしれませんが、

ドミニカ人にはない基礎が日本人にはあると

思っているからです。例えば、キャッチボール

これを疎かにする人にコントロールの良い選手

はいるでしょうか?相手の胸を刺し切る

イメージで強い球を投げる。これは野球の

プレーの中で大事なことではないですか?

ゴロでもそう、カットプレーでもそう。

キャッチボールが大事だという固定概念も

考え直した方がいいみたいなこともたまに

見ますがどう考えてもキャッチボールは大事。

また、怪我をしないドミニカみたいな印象が

あると思いますが、そんなことありません。

かなりの選手が肘を痛めていたり、肩だったり

を故障しています。やはり、投げ方を知らない

で思いっきり投げると故障しますよね。

契約した選手ですらすぐに怪我をしています。

以前アカデミーに行った際、今年契約した選手

が居たのですが、もうトミージョンをした後

でした。16歳です。

球数制限などは日本よりしているかもしれない

けれど、それ以前の問題があると僕は感じて

います。フォームを教えれる人がいない。

これが問題です。僕は今、そこにやりがいを

感じています。怪我のリスクを減らすことが

役目だと思います。

今、僕と一緒に住んでる選手が今日から投手の

練習をスタートさせます。まずは、フォームを

1週間叩き込もうと思います。投げるのは

そのあとから。87マイルの逸材をどこまで

育成することができるかという挑戦です。

1億円の契約を目指して!