指導方法の違いとは?
僕はドミニカ共和国の野球を
リスペクトしています。
だから、この国へ来ました。
野球選手としてではなくひとりの野球好きの
21歳としてきました。
これだけ多くのメジャーリーガーを出している
この国はどんな指導をしているのか?
何が日本と何が違うのか
何が良いのか?
といろんな気持ちを持っていました。
ドミニカ共和国に着く前にこの約1080万人の人口のこの国で活動する
ことを決めました。なぜなら、空港付近の
エリアに数えきれない
ほどのグランドが見えたのです。もちろん、
到着前にグーグルマップで見ていたのですが、
想像以上に興奮したのを覚えています。
そこから、今までいろんな球場をあるて見て
来ました。その中でいくつか感じたことが
ありました。
①怒っている場面をあまり見ない。
②ボールを投げる練習をあまりしない。
③思いっきりバットを振る、投げる。
④指導者があまり口を出さない。
この4つが主に感じたことです。
これらは、ドミニカ共和国に
来た当初の感じたことでした。
ですが、良い面と悪い面が今は見えます。
これはもう2年以上指導にかかわっていて
感じていることです。
②については利点は肩、肘の酷使を避ける
ことができます。欠点は制球、送球難の選手が
多いことです。
僕はボールのコントロールをよくするならば
ある程度ボールを投げる必要があると
思います。それがキャッチボールでも
いいのです。投げなさすぎるので感覚が
鈍いのだと感じます。
④については、正直なことを言ってしまうと、
細かいことに気づくことができないコーチが
多いと感じます。また、気付けてもそれを
修正する方法を知らない。
という風に感じています。
最近日本の野球を否定的にとらえている人が
多くいると感じます。
人それぞれ感じ方、考え方などは違うのは
わかっています。
僕は日本の野球がやっぱり大好きです。